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猫が喜ぶ温度設定【室温・ベッド】

猫が喜ぶ温度設定【室温・ベッド】

猫は家の中で快適な場所を探す名人である。

あのかわいい鼻は、温度を探知する役目も持っているそうです。
だから快適な場所を探すのが得意なのですね。

猫たちをよく見ていると分かると思いますが、季節によって寝る場所を変えています。季節というか、その時の温度環境でしょうね。

飼い主としては、限られた空間をより快適に過ごさせたいと思ってることでしょう。

今回の内容は、そんな快適な場所を猫よりも早く探してあげるのに役立ちます。

目次

猫の快適な場所の基準は何か?

一番影響を受けるのが気温(室温)ですが、これについては猫は何もできません。ここは人間がしっかり管理してあげましょう。

続いて影響が大きいのが、猫が接している地面(床)の温度。猫は自分が好む温度を上手に探し当てて、過ごしやすい所に移動します。

過ごしやすい所とはどんなところでしょう。
それは暑くもない寒くもない場所と言い換えれます。

猫は1日のほとんどを寝て過ごします。
なのでできるだけ移動しないですむ場所を好むはずです。そのために温度を探知する機能を進化させたとも考えられます。

では、猫にとって適切な温度とは?

これについては、猫によって好みがあるので断定できません。

しかし、観察していたら猫の好きな温度がわかってくるのです。
我が家の猫を観察していたら7匹中4匹は24〜28℃くらいが好きということがわかりました。

なぜ24〜28℃くらいが分かったか

単純に寝ている場所の温度を測ったからです。

どのようにして測ったのかというのがポイントです。
ある道具を使いました。

そのマニアックな道具は2種類あります。

まず1種類目は、
携帯につなぐと温度を可視化できる「FLIRの赤外線カメラ」


これは赤外線カメラの画像を温度ごとに色分けして携帯の画面に映しだすものです。

まさに映画「プレデター」に出てきたような映像です。



本来の使用目的ではないのですが、
その機能はとても優れていて、猫の快適な場所を探すのに使えるのです。

静止画だけではなく動画を撮ることもできるので、とても重宝してます。
ただ、少し高価なので遊び感覚で購入するのは難しいと思います。

2種類目は、
ガンタイプの温度測定器です。


まるで速度を図るスピードガンのような見た目ですが、
一瞬で温度を測定することができます。

そして、この測定器は本来の目的以外に色々な使い方ができます。

どのような使い方があるかというと
本来の使用目的である物体の表面温度を一瞬にして測る。
その機能は物体だけではなく体温も一瞬で測れる。
そして猫のための機能(ウソ)として測定位置を示す赤いレーザーポインタ・・・

実用的+遊べる機能付きなので、
猫を飼っている家に一台は欲しいとても便利なものです。

使い方の例を紹介します。

1、目では判断できない高温の場所を見つけ、猫を暑さから守る
2、猫が好んで寝そうな場所を猫より早く探知することができる
3、猫の体温が測れる

細かくみていきます。

1つ目は
目では見分けられない高温の場所を見つけ、猫を暑さから守ることができる。

日向ぼっこなどをしている猫が気づかない間に暑くなりすぎることを防ぎ、違う場所へ誘導することができる。

我が家の猫の1匹が日光の当たる床で寝ていて温度を測ってみたら38℃でした。

しばらくしてから猫の表面温度を測ってみると、さらに温度は上がって40℃近くになっており急いで他の場所へ移動させました。

鈍感な猫ちゃんの場合は、熱中症になってしまう可能性もあり命の危険にも繋がりかねません。

危険を予測して猫を守ることが出来れば安心ですよね。

このような配慮をしていると猫から
「へぇ、ちゃんと見てくれてるんだね、ありがと」って思われるかも。

2つ目は
猫が好んで寝そうな場所を猫より早く探知することができる。
猫が好みそうなオススメスポットは、

・周りが見渡せる少し高い部分
・体が入るかどうか絶妙に狭い場所
・夏はひんやりした表面がツルツルしたもの
・冬はモフモフな感じのクッション
・表面温度が24~28℃くらい

が良いと思います。

我が家の猫たちが寝ている寝床を調査して、表面温度を測ったら上記のようなところが多かったです。

猫が気づいていない場合は、そこへ連れて行ってあげると喜んで寝るかもしれません。すると猫から「お、こいつ分かってるな」と思われるかも。

3つ目は
猫の体温が測れる

これって意外とたいへんだと思います。
この道具なら温度測定する位置をレーザーポインタで示すので一瞬で測れます。

口の中をそっと測ることで、正確に測ることができます。
コツはなるべく口の奥の方をポインターで狙うことです。
無理しすぎて噛まれたりしないようにしてください。

慣れるまで少し時間がかかるかもしれませんが、
お尻に体温計をさすよりは嫌がらないかと思います。
猫から「そんなのあるなら、もっと早く使ってよ」と言われるかも。

よく見かける猫用のレーザーポインタは買うと2000円くらいします
しかし、光を出すだけしかできません。
この温度測定器は一人二役以上をこなしてくれます。

余談が長くなりましたが、

この2つの道具を使うことで猫の好みの温度と場所を見つけれます。

猫はもともと砂漠の生き物だったので、暑さにはそこそこ強いと言われています。

暑さに強いといっても外での話。
風通しも良いし、場所を自由に移動できる。
外で猫が感じる体感温度は思ったより低いと思われます。

飼い猫の場合、
窓の締め切った家で過ごすことが多いのではないでしょうか。
締め切った室内では室温がどんどん高くなってしまいます。

その場を離れようとしても離れられないので、暑くなりすぎると熱中症になってしまいます。
窓を開けておくか、エアコンをつけっぱなしにするかになります。

猫のために室温計を準備している方は多いと思いますが、
部分的な温度について気にしている人は少ないかもしれません。

特に窓辺の床の温度は、意外と高いのです。

実際、5月4日に窓辺の温度を測ったら、とても高いことに驚きました。
室温は24℃程度で窓辺の床の温度は41℃もありました。

この時期で41℃ってすごくないですか?

我が家の窓ガラスは熱線を反射するガラスで2枚重ねになっており普通のガラスよりも太陽の熱線を弱めてくれます。
なので温度が高くなりにくいはずのなのに、あれだけの高温になってました。

夏になったらどうなることやら。

まとめ


このように部分的に高温になっているけど、人の目では分からないことがあります。

家の中には意外と危険な部分があります。
例えば

・調理をした後のコンロの上
・日当たりの良い窓辺にある鉄など触るとやけどしそうなところ
・熱湯を沸かしているポット付近など。

数字で温度を把握すると猫を危ない目に合わせずに済みます。

特に日当たりの良い窓辺などで猫が寝ている場合は、よく観察し温度を測定し把握することで最悪の事態を防ぐことができると思います。

また、愛猫にとって快適な場所を探すには

1、猫をしっかり観察する
2、部分的な温度を測定する
3、床の素材にも注意を払う

猫の気持ちを理解することで、より良い関係を作れるといいですね。

ちなみに彼らの寝ている場所は、
人にも快適な場所なのでたまには一緒に寝てみるといいかもです。

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